札幌医科大学 地域医療総合医学講座

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地域医療総合医学講座のブログです。 「地域こそが最先端!!」をキーワードに北海道の地域医療と医学教育を柱に日々取り組んでいます。

2010年11月1日月曜日

秋季キャンプ振り返り

10月29日、特別推薦学生(FLAT)を対象にしたランチョンセミナーに参加した。学生14名、教官3名。今回は、9月25日に幌加内町で行った秋期キャンプの振り返りである。これは毎年実習時の感動が薄らがないように終了1ヶ月以内に行っている。司会進行役は河本一彦助教。

自由な雰囲気のもとで「地域医療」について学生の意見を語ってもらった。来年度はできれば学生から実行委員を募り企画をしてもらうことになった。時期については夏の方(7月中旬)がよい(2年生が学外実習と重なってしまう)とか、冬は時間的に余裕があるとか幾つか案がでた。1,2年生主体で3,4年生がリーダー役とするのがよい。毎年場所を変えた方がよい。町民との懇親会は必要。町の中を見る時間を増やして欲しい。バスをチャーターした方が現地で時間的に余裕ができる。学生の実行委員を選んで企画する。

実習の感想:蕎麦を食べるたびに幌加内を思い出す。写真を撮る時間がなかった。2年間続けて行ってさらに地域を知ること、溶け込むことの重要さを学んだ。住民の実際の生活を知ることができたのがよかった。地域を学んだ。住民が親切で暖かく受け入れてくれたことがうれしかった。町の受け入れ態勢の重要性を感じた。いろいろなことが聞けた。現地に行かないとわからないことがたくさんあるとわかった。出身地域の医療の充実に貢献したい。住民の人と話すことで沢山学ぶことができた。

実習を好意的に意義付けてくれている学生が多いことがわかった。(山本和利)