札幌医科大学 地域医療総合医学講座

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地域医療総合医学講座のブログです。 「地域こそが最先端!!」をキーワードに北海道の地域医療と医学教育を柱に日々取り組んでいます。

2013年3月15日金曜日

医学概論Vガイダンス

315日から322日まで、4年生に対して臨床実習へ望むためのプロフェッショナリスム・医療安全のガイダンス・講義・WSが予定されている。

 315日はまず山本和利がガイダンス、

平田病院長からの職業倫理の講話。秘密保持、プライバシーの尊重を強調された。札幌医科大学の医師派遣制度の説明。

高橋教務委員長からSPstudent physician)章の説明。SSSsurgical student stuff)も授与。遅刻をしない等、社会人としての自覚を促された。

斉藤豪学年担任の講話。副担任は女性医師。これからの実習は、臨床診療行為に参加し、その中で問題を見つけて、自律的に実習する形態である。進路でも悩む時期である。患者の病態は教科書通りにゆくわけではない。臨床は真剣勝負である。患者は、学生の価値を認めており、学生の味方で、学生を応援してくれる存在である。守秘義務は基本的要件であり、情報は医療チームと共有すること、学生自身の判断だけで応えないこと。直向きな態度が大切である。熱心に取り組む学生に対しては、教える教員は疲れを感じない。

一般目標、行動目標を提示。一般的な注意事項。きちんとした身なり、振る舞いは重要である。時間厳守と挨拶。実習のそれぞれの段階で患者さんから同意をとること。

318日は東京医療センターの尾藤誠司氏にプロフェッショナリスムの講義・WSをいただく。319日は山本和利が「プロフェッショナリスムが問われるとき」WS,321日は松浦武志助教が「医療倫理」WS,322日の午前は山本和利が司会で学生にSP章を作成して貰い、午後SP章授与式・写真撮影が予定されている。(山本和利)