札幌医科大学 地域医療総合医学講座

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地域医療総合医学講座のブログです。 「地域こそが最先端!!」をキーワードに北海道の地域医療と医学教育を柱に日々取り組んでいます。

2010年10月25日月曜日

日本プライマリ・ケア連合学会理事会

10月24日、東京の医師会館で開催されたプライマリ・ケア連合学会理事会に参加した。

はじめに前沢理事長の挨拶。各支部における会合における活動を紹介された。
9月19日、20日に東京医療センターで行った専門医・認定医試験で、専門医の受験者は67名で合格者は56名(83%)、認定医は24名受験し合格者は21名(87%)であった。

秋季セミナーの開催予定を報告された。人気が集中していて希望者が受講できないものをある。より多く参加者が集えるよう日時や規模について検討中である。

各種委員会(広報・学会誌編集、生涯教育、認定制度、地域ケアネットワーク、倫理、研究支援、国際関係、渉外、学会名称検討、選挙制度検討、等)から活動方針・活動計画の報告があった。話題:地域ケアネトワーク委員会が自殺予防WGを立ち上げた。倫理委員会は男女比を1対1とした。選挙のブロック分けをどうするか。来年度の夏期セミナ(8月6-8日)は経費を削減するため筑波大学の施設を利用する。若手医師部会で冬季セミナーを企画中(2011年2月19日、東京大学)。病院総合医の専門医に関する事務局が決定(あゆみコーポレーション)。学会誌の電子化に伴い、どこまで一般の方がアクセスするようにするかが話題となった。学術集会での口演の査読することになった。

税理士事務所との契約が成立したことが報告された。各支部からの活動報告。プライマリ・ケア薬剤師認定制度について。人気が高い(薬剤師がとりたい資格第2位)。生涯研修受講の認定となる。会計報告(総額1億円)。

ロゴ・マーク、シンボル・カラーが承認された。白黒印刷をしたとき見にくい部分があることが問題になった。

第2回学術大会は7月2,3日に札幌で開催。その内容の発表があった(メインテーマ「時と人をつなぎ 今飛躍の時へ」)。参加費は医師が1万円、医師以外の職種が5千円程度。口演希望者には査読システムを考えている。第3回学術大会は九州で開催。第4回学術大会は東北ブロックで開催予定。医事新報の新連載企画(薬剤連載)が承認された。日本専門医制評価・認定機構への加盟。プライマリ・ケア認定医Bコースを2014年までとする(経過措置)。地域医療再生への寄与、日本歯科医師会との連携、WONCAフィリピン大会への途上国参加者支援について、報告があった。次回の理事会は2011年3月6日。(山本和利)