札幌医科大学 地域医療総合医学講座

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地域医療総合医学講座のブログです。 「地域こそが最先端!!」をキーワードに北海道の地域医療と医学教育を柱に日々取り組んでいます。

2012年8月26日日曜日

自治医大関連連絡会議

825日、札幌市で行われた自治医大関連連絡会議に参加した。

はじめに北海道保健福祉部の田中宏之医療政策局長の挨拶。

自治医大皮膚科出光俊郎教授から自治医大についての近況報告があった。40周年記念式典があったこと。地域医療研究支援チームの説明。入試制度変更の説明。入学定員123名。教育研究棟が建った。大学リニューアル基本構想の説明。

地域医療振興協会の富樫政夫事務局長からの説明。設立26年目。病院の運営が主。57施設。病院25.県によって会員数の差が大きい。卒業生の45%が参加。この1年間で7施設増加。後期研修は101名居る。フライング・ドクター・システムを開始。さいたま看護学校開校。様々な活動の説明。十勝いけだ地域医療センターの冨田武男事務部長の説明。

夏季学生実習の報告。稚内・利尻島斑、羽幌・焼尻斑、厚岸斑、松前・江差斑の4斑から実習内容を報告。それを受けて、出光俊郎教授が講評をされた。地域医療が多くの人たちによって支えられていることを強調された。

北海道保健福祉部医療政策局の奥山盛参事から北海道医師養成確保就学資金等貸付制度の概要について説明があった。総計120名の学生が貸し付けを受けている。

卒業生との意見交換。山本は例年の如く「自治医大卒業生と北海道地域医療特別推薦枠卒業生との協働システム構築」を訴えた。各自所属する施設・地域の医療事情を説明された。特に利尻島の難しい医療状況が話題の中心となった。(山本和利)