札幌医科大学 地域医療総合医学講座

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地域医療総合医学講座のブログです。 「地域こそが最先端!!」をキーワードに北海道の地域医療と医学教育を柱に日々取り組んでいます。

2011年3月1日火曜日

留萌サイトウオッチ

2月28日、ニポポプログラムの研修医である濱田修平先生と岸野宏貴先生の研修評価に山本和利、日光ゆかりの2名で留萌市立病院に出かけた。札幌駅から特急に乗って約1時間で深川駅に着き、そこから一両編成の電車で約60分。あたり周辺は雪景色。

17時半から会議室で開始。病院長、副院長、外科部長、病棟看護師、薬剤師、事務長が参加する360度評価法である。看護師さんの評価が意外に厳しいことに少し驚いたが、医師からの評価は非常に高かった。研修内容が欲張りすぎており、忙しいスケジュールになりすぎていたようだ。病棟業務、外来業務、診療所での往診、救急や夜間入院患者の受け入れ、健康教育と論文作成、等。このような忙しさが病棟に居る時間を減らし、先の看護師さんの評価につながったのかもしれない。約1時間にわたり意見交換が行われた。このようなプロセスを一つ一つ踏みながら、研修プログラムの質を高めてゆきたい。

山本は留萌駅のそばの旅館に一泊し、翌朝帰途についた。JR留萌駅には巨大な「カズノコ」が陳列されていた。

濱田先生、岸野先生、留萌での研修、あと一ヶ月。頑張ってください。温かい目で見守ってくださっている職員の方々、住民の方々、ありがとうございます。(山本和利)