札幌医科大学 地域医療総合医学講座

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地域医療総合医学講座のブログです。 「地域こそが最先端!!」をキーワードに北海道の地域医療と医学教育を柱に日々取り組んでいます。

2011年2月4日金曜日

ピープル・スキル その2

『ピープル・スキル 人と“うまくやる”3つの技術』(ロバート・ボルトン著、宝島社、2010年)の第2回目。

第3-5章「リスニングとヒアリング」
友情の深さ、家族の絆、職場での業績等は、人の話を聴く力があるかどうかで大きく違ってくる。
リスニングとは、知覚体験の意味を解釈し理解することに関わる、より複雑な精神プロセスをあらわす。ヒアリングは、耳で感じた聴覚的な刺激が脳に送られる生理的な知覚プロセスをさす。リスニングが大事!
リスニングの3スキル
1.向き合いスキル
2.うながしスキル
3.反映スキル

向き合いスキル
1)真剣な態度を見せる、2)適切な動作を示す、3)アイコンタクトをする、4)集中できる環境を作る。
コミュニケーションの85%は非言語的なものである。

うながしスキル
1)話のきっかけを与える、2)最小限の刺激を与える(相づちを打つ)、3)質問を減らす、4)相手に気を配りながら沈黙する。

4.反映スキル
1)言い換えを行う、2)感情を汲み取り応答に反映させる、3)真意を汲み取り応答に反映させる、4)相手の話を要約する。

OSCEの医療面接の指導で行っている内容が多数含まれている。(山本和利)