7月20日、日本内科学会第51回生涯教育講演会が行われた。
岡山大学 伊藤 浩先生
■冠動脈疾患
安定狭心症患者に冠動脈インターベンションをしても生命予後を改善しない。有害ですらある。
診断コンセプトを変える必要がある。虚血の診断よりもリスクの層別化が重要である。
フラミンガム危険因子、クレアチニン値、高感度CRP、頸動脈IMT,ABI,単純CT、などで評価。
高感度CRP、単純CTが重要である。
CRPは補体の活性化を行い、慢性の動脈炎症を起こす。
動脈硬化は食後作られる。採血は食後行い、中性脂肪を評価する。
生命予後改善をもたらす治療薬は、ACE阻害薬、β遮断役、スタチン、抗血小板薬、エイコサペンタエン酸などがある。LDLコレステロール値の値にこだわらず、リスクの高い患者はスタチン内服が進められる。
何より、加齢によるサルコペニア(筋肉減少)予防のため、運動と食事療法が重要である。岡山での全県あげての取組を紹介された。