札幌医科大学 地域医療総合医学講座

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地域医療総合医学講座のブログです。 「地域こそが最先端!!」をキーワードに北海道の地域医療と医学教育を柱に日々取り組んでいます。

2013年10月5日土曜日

第6回地域医療体験キャンプ:9/28(土)


 体験キャンプ2日目は、留寿都診療所の糸矢所長より「地域で働くということ」と題して講演をして
いただきました。糸矢先生が地域医療を実践するためにどのような研修を行ってきたかなど、具
体的なお話をお伺いすることができました。自分の母校でもある自治医大で研修をされたとのこと
で、自分が学生時代にならった教授や教員がお話の中にでてきてとても懐かしくなりました。現在
は大泉先生とお二人で留寿都診療所に勤務されていますが、「ワークシェアリング」という形式を
とられており、どちらか一人が診療所勤務をしている間はもう一人は別の地域で「地域医療」をさ
れたり「被災地支援」や「国際ボランティア」をされているとのことで非常に興味深い勤務形態でし
た。このような勤務形態が他の地域でも可能であるならば、例えば若い先生が「地域医療」に従事
しながら「専門科研修」を行い最新の専門技術・知識を学ぶということもできます。「ワークシェアリ
ング」という勤務形態に無限の可能性を感じました。
 その後、学生より各班毎に自分達が学んだことを発表してもらいました。
※詳しい発表内容については、9月29日の教授の記事をご参照ください。
学生達は今回、5感で留寿都を知り、色々なことを学んだことが伝わってきました。
  この2日間を通して様々なことを学び、成長したことが実習レポートより伝わってきました。留寿
都診療所の先生方をはじめ住民の方々、役場の皆様、銀河荘の皆様にご協力いただき、本当に
よい地域医療体験キャンプを行うことができ、心より感謝申し上げます。(助教 武田)