4年間お世話になった大学での最終講義は新5年生対象のプロフェッショナリズムについての講義。
「ディアドクター」のビデオをみてロールモデルを考えてみる。もう一度ビデオ借りてロールモデルそして地域医療を考えてみたいという学生の声
プロフェッショナリズムにおいて私たちが大切にしている価値は、私たちの行動のなかに示される。プロフェッショナルの第一歩が「臨床実習」患者さんにとっては、実習生も医師と同じ。そして患者さんの命とかかわり、みんなの一言、行動が大きな意味を持つことをメッセージとして伝える。
患者さんのメッセージより「まず名前の確認から」
医療事故防止のためには、「名前の確認は、最も重要なことである」としっかり、認識しておいて欲しい!「パッチ・アダムス」のビデオをみて、大事な名前をもつ一人の人間としての患者さんとの関わりを大切にとのメッセージを再確認!
プロフェッショナリズムに役立つ新しい評価法の紹介::ポートフォリオ、Significant Event Analysis(SEA)を実例を交えて説明。なぜ意義深いのか(感情を振り返り)なぜ起こったのか(言語化して)次への行動指針へ!
そして「プロジェクトX」から「霧の岬・命の診療所」のビデオをみた後、「臨床実習」に出る前のプロフェッショナル一歩手前のプロふぇしょなりずむの10の誓いをグループワークで作成:
・患者さんの話を聞く
・予想外を予想する
・ベストを尽くす
・命を大切にする
・しっかりとコミュニケーションを図る
・健康管理をする
・自分の行動を反省をして、ほめる
・生涯学習を行う
・誠実になる などの誓いがたてられた。
これから医療の世界へ飛び出す医学生にエールを送りたい、頑張れ!
(寺田豊)