4月1日、医学概論VのプロフェッショナリスムのWS最終日にstudent physician憲章を学生自身に創ってもらった。まず12班に分かれて、KJ法を用いて島つくりを開始した。
「心」の入った文字で統一しようとする案や「漢字一文字」で表現しようとする案、Pray for Japanを捩った英語のみの案、雪の結晶を盛り込んだ案、漢字のみで表現してお経のように読み上げる案、「山本和利」を文章内に入れ込む案等の意見がでた。
各班から出された案を学生一人ずつが投票して決めた。和気藹藹とした雰囲気の中作業はすすんでゆく。
最終的には雪の結晶を盛り込んだ案を基本に、6文字を選び、それに文章をつけることになった。
2011年 SP憲章は以下の通りである。
(このマークは雪の結晶を表しています)長い冬の間、すべてを覆う白く冷たい雪は、しかしつぶさに見ると一つ一つが形の違う美しい自然の芸術品であります。
雪の結晶はここ北海道の象徴であり、我々は札幌医大の学生として、医師を目指すうえでの目標を雪の結晶に掲げます。
命:生命を尊重し
智:勤勉に向上心をもち
律:自覚と責任をもち
愛:人を愛し、人に尽し
絆:仲間を大切にし、助けあい
希:夢と希望を今この手に
そしてこの結晶の中心には我々一人一人が理想を掲げ、臨床実習に臨むことを誓います。(山本和利)