3月12日、札幌医科大学4年生を対象に2010年度共用試験医学系OSCEが実施された。
前日14時46分に1000年に1度と言われるマグニチュード8.8の大地震が東北地方を中心に襲った。準備中、JR運行停止や空の便の欠航が刻々と流れる。機構のモニターや東京からの外部評価者が参加できない状況となる。東医体参加でもどる途中の学生3名も参加できず。
今回2回目の土曜日実施である。今回も昨年同様医療面接に12列、身体診察(6課題)に4列を設け、半日で終了することができた。
反省会の場で、総じて昨年よりも自学自習している学生が少ないという印象を持たれた評価者が多かった。大地震の爪痕深い中、OSCE自体は円滑に運営された。休日にもかかわらず参加頂いた教官・事務の方々、ありがとうございました。
3月15日に講評を行い、3月17日まで再試の予定である。