5月20日、1,2,3,4年生の特別推薦学生を対象にランチョンセミナー勉強会を開いた。講師は松前町立松前病院の木村眞司先生。16名の学生が参加。1年生の参加はなし。その他4名。
今回は医学英語。
前半は、学生から英語を知らない医学用語をだしてもらった。こんな言葉が出た。虫垂:appendix. 生検:biopsy、細胞診:cytology、くしゃみ:sneezing、胃もたれ:dyspepsia, heartburn、骨盤位:breech delivery。'-itis'は炎症であるが、本来はギリシャ語の形容詞(~の)であった。Inflamatio appendicitisがappendicitisになった。関節痛」joint pain, arthralgia。
途中、解剖の説明等を交えて進んだ。腰椎穿刺:lumber puncture、髄膜炎:meningitis、嘔気:nausea、めまい:dizziness, vertigo、息切れ:shortness of breath、dyspnea、これをSOBと略してはいけない。米国一般にはson of bitch(あばずれ女の息子)と思ってしまう。拡張型心筋症:dilated cardiomyopathy、下痢:diarrhea、loose stool、便秘:contipation。
後半は患者さんとの会話例を紹介。日本語は松前弁。
How long has it been going on? How long have you had it? Do you have any other symptoms? Are you taking any medication? Do you have any allergies?
アスピリン(aspirin)はピリン(pyrine)系ではない。
日本語でも英語でも決まり切った言葉があるので、それを覚えればそんなに問題はない、というのが木村先生からの学生へのメッセージであった。(山本和利)