6月12日、当日、夏服にして自宅をJRの一番バスに間に合うように出発。車輪の上に作られた極端に足を挙げて座らなければならない座席に陣取る。JRの列車に乗ってから、JRバスに携帯電話を落としたことに気付く。予約の飛行機に間に合うように祈りながら公衆電話でテレフォンカードを使って、携帯電話の落ち着き先を探すことになった。朝が早いので営業所は留守電対応。羽田空港でやっと携帯が営業所に届けられていることを確認。出足から気が重くなる展開である。
会場のビックサイトでニポポプログラム事務局の日光さんと研修医の敦賀医師と合流。12時開始から1時間、一人も来訪者なし。勧誘用のテッシュペーパーも手渡せない状況。合間の時間に各ブースを訪ねて知り合いの指導医たちと情報交換をした。そのうち、沖縄・鹿児島の研修医が訪問してくれた。15時ころ東京の某大学研修医4名がまとめて訪問。
最終的に8名の研修医、1名の医学生の訪問があった。例年に比べて総合診療を志向する研修医が増えている印象を持った。今後は彼らにアプローチして病院見学に北海道に来てもらえるように働きかけていきたい。(山本和利)