『落語物語』(林家しん平監督:日本 2011年)という映画を観た。
落語家林家三平の弟子である林家しん平が、本物の落語家を使って製作した落語家についての映画である。内気な新人落語家の成長を通じて、師匠である落語家と妻のほのぼのとした愛情と子弟愛を描いている。
様々なエピソードが盛り込まれ、個性豊かな落語家たちの生きざまが描かれている。芸に厳しい若手真打や許されぬ恋愛に走る女性落語家、等。
生きることの楽しさ、辛さを教えてくれる映画である。落語ファンでなくても楽しめます。柳家小三冶が絶賛する映画でもある。
6月3日、立川志の輔独演会で新作落語「ハナコ」「メルシーひな祭り」で久しぶりに生の落語を堪能した。(山本和利)