5月21日,札幌医科大学総合診療科の必修実習のまとめを行った。勤医協中央病院から臺野先生と川口先生、松前町立松前病院から木村先生、幌加内町立国保病院から森崎先生、それに当教室から山本、寺田が評価者として参加した。
6名の学生さんは、松前町立松前病院、幌加内町立国保病院、六合温泉センター(群馬県)浮間診療所(東京都)、札幌徳洲会病院、富良野協会病院等で2週間の実習をしてきた。臺野先生の司会で始まった会は、まず実習した施設の紹介をひと回りした後、significant event analysisで取り上げた意義深い事例について報告してもらい討議を重ねた。学生それぞれが大学では経験できない出来事を話してくれ、議論は非常に盛り上がった。
2時間のまとめが終わって学生さんがミニOSCEをしている間に、評価間で今後の評価のありかたについて意見を出し合った。
このような時間を共有する中で、当教室の学生実習はたくさんの方々の熱意と努力で維持されているということがよくわかった。この場を借りて関係者の方々にお礼申し上げます。(山本和利)