8月25日、総合診療科に8月1日から実習に来ている研究医の振り返り評価をおこなった。実習として毎日、3-7名の新来患者の医療面接をしてもらい、午後の時間、疑問を抽出してUpToDate等を使って調べてもらっている。それを翌日朝、約30分から1時間かけて発表してもらっている。
まだ1ヶ月も経たないのに、しっかりと成長していることが見て取れる。具体的にはopening statementをしっかり述べて、現病歴、既往歴、家族歴、説明モデルを話して、鑑別診断を挙げ、その後、身体診察に移り、再度鑑別診断を追加したり、除外したりする。そして立てた検査プランと、その結果を見て治療・教育プランを述べることができるようになっている。
医師になってまだ数ヶ月なので外来研修を行うことに心配が少なからずあったが、杞憂に終わった。外来運営に貢献してくれているし、教室に清々しい空気を吹き込んでくれている。さあ、9月も頑張ってゆきましょう!(山本和利)