8月7-9日、群馬県ヘリテージ・リゾートで行われた「家庭医療夏期セミナー」に参加した。
8月7日、到着早々、今回の講演者として来ていた自治医科大学同窓の尾身茂氏とたまたまお会いし、現在の医療状況を打開するための案について話し合うことができた(医療の在り方を提案する「医療改革国民会議」なるものの立ち上げを検討中とのこと)。
温泉が有名ということで数人と出かけたが、部屋から大浴場まで10分ほど歩かなければならないほどの広大な敷地である(それほどの田舎とも言えるが)
21:00よりmeet the expertsと称した懇親会である。学生のムンムンとした熱気でむせかえる中、車座になって学生との語りあいが始まった。途中、参加した日本プレアイマリ・ケア連合学会理事一人ひとりに挨拶が求められた(理事には選挙中の候補者のように名前の書かれたタスキが用意されていた)。選挙演説のように赤い顔をして長く話す人、歌いだすひと、様々である。今回は特に女性の参加者が目立った。車座での話の中で、第一声が「へき地医療をやりたい」という女子学生の言葉はうれしい驚きであった。少し元気をもらった。途中、200名を超える参加全員での写真撮影は圧巻であった。整列に10分ほどかかったが、笑顔を合言葉にパチリ。撮影者は札幌医大学生の丸山君。熱帯夜、会はまだまだ続く・・・。
8月8日、午前中は様々な人と情報交換。午後、後期研修プログラムとしてニポポを紹介した。7名の方々と話ができた。これを機会に情報交換を続けてゆきたい。
会は月曜まで続くが、私は仕事関係で会場を後にした。
(山本和利)