『日本の素朴絵』(矢島新:ピエ・ブックス 2011年)という本を眺めてみた。
BS2のブックレビューで紹介されていたので、読んでみた。平安時代から現代にいたるウマ下手な絵がたくさん掲載されている。私は「ふーん」といった感じで、電車の中で眺めて終わった。
その後、この本を読んだ我が家の女性軍の反応は全く違うものであった。「非常に面白い。買って一冊我が家に置いておきたいくらいだ。この素晴らしさがわからない、父親はなんとセンスがないことか」という反論をもらってしまった。
皆さんに、芸術に対するセンスがあるかないか、この本で試してみてはいかがでしょうか。(山本和利)