最初に、医学に入学した動機や将来の志望についてと総合診療、地域医療についてのアンケートに30分かけて記載してもらった。
その後、頻回の検査を求めて受診した頭痛患者、治療方針に医師と家族で齟齬が生じた進行がん患者例を提示して、考えてもらった。
医師の仕事を紹介し、医学史のオリエンテーションに移った。
総合診療、地域医療についてのアンケートから、入学時の学生の意向を分析する予定である。本年度から北海道医療枠ができ、入試制度も年々変わってきている。学生の情熱に応えられるような授業を展開してゆきたい。
次回、次々回は松浦助教が、プレゼンテーションの仕方、ファシリテーションの仕方を講義する予定である。(山本和利)