日本内科学会総会・講演会で東北大学 藤原一男教授の講演を拝聴した。
多発性硬化症(MS)の標的:ミエリン
視神経脊髄炎(NMO)の標的:アストロサイト病
HLA-DRA,helper T cell 関連因子が関与。
環境要因
EBウイルス、喫煙、ビタミンDが低い、塩分摂取が関与。
2回、2カ所の中枢神経の炎症性病変
脳室周囲、皮質直下、テント下、脊髄の4つのうちの2つ。
ステロイドパルス、血漿交換
フィングリモド、インターフェロンβが用いられる。
視神経脊髄炎
アクアポリン4抗体陽性が60%であり、精髄病変が長い、髄質中央を侵す。
しゃっくり、嘔吐、過眠症が初発のこともある。