9月30日、金沢大学総合診療部の講義を依頼され、5年生に「プライマリケアと家庭医療」の講義をした。
毎年、招かれて行っている内容を今回は一部変えて、本年6月に行った「家庭医療学の理論的基盤」の内容を追加した。
自己紹介をした後、これまで関わってきた事例を交えながら、医療のパラダイム変化、家庭医療学の歴史 、家庭医療学の基本原理(総合医・専門医を巡る勘違い、受療行動、コミュニケーション技能/医師・患者関係、癒しのプロセス、患者中心の臨床技法、予防と健康増進、家族と病気)等を話した。
従来よりも授業中の学生さんの反応はおとなしい印象であった。対話形式の授業を歓迎する声も聴かれた。ただ記述によるフィードバックも少なく少し残念であった。
終了後は総合診療部臨床実習の振り返りの会に参加させていただいた。
夕刻場所を変えて、学生有志を募っての会では「地域基盤型実習」という講義を行った。