8月31日、「2010年度第1回札幌医科大学地域医療支援会議」に山本和利が地域医療支援センター副センター長として参加した。委員長に島本和明学長が、委員として黒木医学部長、塚本病院長、野村事務局長、長瀬北海道医師会長等が参加されている。2009年度、2010年度の医師派遣実績が報告された。
会の中で、北海道の病院診療機能を維持するためには330名の医師の不足であるという報告がなされた。丘珠空港の運行縮小も地域医療支援に支障をきたす等の議論も出た。北海道だけでの判断は難しいが、地域医療を支援するためにはこれまでのように医師個人の希望だけを尊重するだけではなく組織だった対策を練る必要があるという意見でまとまった。
(山本和利)