治療薬
インスリン抵抗性
インスリン分泌:進行する、β細胞量が低下する。(アポトーシスの亢進)
DPP4-I
β細胞量を増やす可能性がある。
併用可能。
体重を増やさない。
COMPASS研究:ピオグリタゾンよりDPP4Iは勝っていた(効果的、安全)
インスリンの回数を減らすことで、成績に差はないが、患者満足度が高い。
EXAMINE試験:短期間の研究のため、有意差なし。
SAVOR-TIMI53研究:有意差なし。
GLP-1
4種類の製剤あり。週に1回でよい製剤有り。
インスリンとの併用が可能である。(インスリンの注射回数を減らすことができそう)。
使用量の少ない患者ではインスリンからの切り替えもできそうである。
経口血糖降下薬
SLGT2阻害剤:腎からの尿糖の再吸収を減らし、血糖をさげる。体重減少作用あり。
GRP40作動薬:インスリン分泌を増やす。HbA1cを1%下げる。体重は増えない。低血糖は起きにくい。
グルコキナーゼ活性化薬:インクレチンを増やし、β細胞を増やす。短期効果はあったが、4か月以降に効果がなくなるため、開発中止となった。
(山本和利)