1月9日、札幌医科大学5年生に地域医療総合医学講座の選択実習説明会を開催した。
学生が8名、研修医2名が参加してくれた。
■総合診療科 選択ポリクリの本当のキーワードは「99.9%」
総合診療科の臨床実習で、地域へ行って、999/1,000の「健康問題」を
取り扱ってみよう!!
多くの人が抱える「健康問題」に接したければ、その現場に行こう!
2年間の臨床実習で、1か月間地域で一人の社会人として患者さんと接して
みよう!とアピールした。
■コースは3つ
① 総合診療コース
江別市立病院 (北海道江別市)
松前町立松前病院 (北海道松前町)
② 地域医療コース
湯沢町保健医療センター (新潟県)
六合温泉医療センター (群馬県)
富良野協会病院 (北海道富良野市)
③ 家庭医療コース
更別村国保診療所 (北海道更別村)
寿都町寿都診療所 (北海道寿都町)
生協浮間診療所 (東京都)
月寒ファミリークリニック (札幌市)
■ポートフォリオの課題は基本的に2つ
① 一週間の振り返り(計4枚)
② 経験症例リスト
上記を実習のまとめの際、使用する
■4週間の地域での実習を通して臨床に即した
国家試験対策を行える!
■実習で経験した手技・症例を紹介。
担当入院患者5人(新規入院患者1人)
手技
心肺蘇生1回
採血(静脈血を約10回)
動脈血採血2回
経験症例
痛風
パニック発作
骨折
見学
胃瘻造設
胸水穿刺
関節注射
■地域住民を対象にした講演会
1.話題の選び方
2.プレゼンテーション能力
3.情報発信能力
l 地域の指導医のもと経験を積める!
l 国家試験まで時間は限られている!
l 地域での実習を通して臨床に即した
効率の良い国家試験対策を行う!その方が記憶に残る!!
■臨床研修プログラムのエッセンスを紹介
l 診断学のプロ
l 診断にEBMを
l 問診と身体診察を重視
上記を研修目標に教育
来たれ!総合診療科
場所を移して、二次会で実習や研修について熱く語り合った。(山本和利)