12月15日、札幌医科大学医学部4年生を対象にした「地域医療」コースの講義の総括を行った。
前半は稲熊良仁助教が地域医療での体験を通じて「いのちをつなぐ」という講義をした。感動して涙が出そうになったという学生の感想が寄せられていた。引き続いて地域医療再生の話をした。14回の授業を通じて、地域医療への理解が深まった、総合診療への道も選択肢に入れようと思った、地域医療実習が楽しみ等の意見が寄せられた。
理論と実情は理解しただろうから、今度は臨床実習を通じて地域医療現場の空気を感じ取って来て欲しい。(山本和利)