今年は北海道で運営されている各研修プログラムの先生達それぞれから講義や
ワークショップを行ってもらうことにしたのですが、医学生・研修医だけで約30名
を集めて行うことができました。(講師やスタッフを合わせると最終的に50名くら
いの大きな会になりました。)
札医大の学生の中には、直前に行ったアナウンスを聞いた学生が結構来てくれたので、もう少し前からもっと宣伝しておけばよかったかな、と少し反省。
数年前我々が行ったキャリアチョイスのアンケート調査では、道内医学生各学年
の約1割に「ジェネラリスト志向」の学生が存在するようだ、との結果でした。1割
というと非常に微々たる数と思われがちですが、実は各学年10名×6学年×道内3大学=180名もの学生が(北海道内だけで)将来のキャリアとして家庭医を考えてくれているかもしれない、というわけで、こういった会を行うことは非常に重要ではないかと考えている次第です。
そういった意味で、今回北海道家庭医療学センターの草場先生が説明してくれた
家庭医の意義から具体的なキャリア、そして将来のビジョンに至るまでの話は、学
生・研修医達に非常に分かりやすいものだったと思います。(草場先生、さすがで
す!)あとはどのようなことをしているのか実際を見てもらうことができれば、相
当説得力があるだろうなぁと思います。
懇親会でもいろいろな先生とお話しする機会を作ることができよかったです。
このような機会を通して道内の各家庭医研修プログラム間の交流が広がり、お互
いより発展していって欲しい、と思っています。
詳しくはこちらにも:http://www.hokkaido-primarycare.jp/news/news.html
もりさき